作戦司令部の意思決定
米軍「統合ドクトリン」で勝利する

  著 者:堂下 哲郎
  出版社:並木書房
  発売日:2018年10月5日
  定 価:本体2200円(税別)
  

 

Amazon「内容紹介」より
 熾烈な実践を通じて磨き上げた米軍の「統合ドクトリン」は、複雑な軍事作戦を立案するうえで不可欠なものとして世界の政軍関係者が認識している。
 「ウォーゲーム」「バトルリズム」「レッドチーム」など新たな手法を取り入れて進化する「意思決定のプロセス」は、軍事のみならずビジネス界においても活用できる。
 海上自衛隊の艦隊司令部や米中央軍事司令部をはじめとする統合作戦の現場で数々の計画と実行を経験した著者が勝利のためのノウハウを詳解!

出版社からのコメント
 ビジネスの世界では、製造現場に比べて低いとされるホワイトカラーの生産性の向上が課題だと言われています。これは軍事組織においても同様です。
 米軍は早い段階から、この作戦司令部の課題に取り組み、「JOPP」にみられるような標準化したプロセスを開発し、積極的に普及、改善を推し進めてきました。
 ……この「標準化した意思決定プロセス」により、作戦の啓作と実行に必須なノウハウを、ひと握りの軍事的転載の所有物から、訓練を受けた一般の幕僚が到達可能なレベルに引き下げることに成功しました。
 ……米軍が長年かけて作り上げた統合作戦司令部の「意思決定プロセス」は、すべての「戦う組織」に参考になるのではないかと思います。
(堂下哲郎)


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堂下  哲郎(どうした てつろう)
 1982年、防衛大学校卒業。護衛艦「はるゆき」艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等として海上勤務。陸上勤務として内閣危機管理室出向、米中央軍司令部先任連絡官、海幕運用2班長、統幕防衛課長、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て、2016年退官(海将)。米ジョージタウン大学公共政策論修士。現在、日本生命保険相互会社顧問。