44回「Key Note Chat 坂町」
                                                 長野禮子

 暑中お見舞い申し上げます。
 先日23日に行われた定例シンポジウム「親日国からのメッセージ、そして日本の役割」はお陰様で各界から多くの方々のご来駕を賜り、盛会のうちに終了することができた。改めて感謝と御礼を申し上げたい。
 本日は今回、シンポジウムの基調講演のために来日して下さった許世楷ご夫妻をお迎えし、あと数日の日本滞在の機会に、中條会長、小田村副会長と一緒に日台が共有した50年の歴史やそこから生まれた共通の文化など、そして現在の馬英九政権の対中政策について詳しくお話いただく。
 昨年の3月11日の東日本大震災には、世界のどの国よりも早く、お見舞いや励ましの言葉、そして多額の義援金が届いた。時の政府の対応にはほとほと呆れ、台湾の人々に礼を失してしまったが、我々日本国民の感謝の気持ちは許大使ご夫妻をはじめ多くの台湾の人々に届いているものと思う。
 こうした歴史や文化、価値観を共有する国々、とりわけ「台湾」との相互の意識を高めることによって、各々の役割を見出し、先ずはその一歩を踏み出すことが大事なのではないかと考えるものである。
 (今回も前回同様、チャンネル桜「アジア・アップデート」の公開録画とする)
                                                                                                                記
 
 テーマ: 続「親日国からのメッセージ、そして日本の役割」
                     ―許世楷元代表と盧千恵夫人をお招きして―
 講 師:  許世楷 氏     (元台北駐日経済文化代表処代表)
             盧千恵氏       (許世楷氏夫人)
             中條高コ       (日本戦略研究フォーラム会長)
             小田村四郎  (日本戦略研究フォーラム副会長)
 進 行:   丹羽文生      (日本戦略研究フォーラム政策提言委員・拓殖大学准教授)
   日 時:   平成24年7月31日(火)15:00〜17:00

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