Ø  第28回シンポジウム 「日米同盟における東・南シナ海問題の重要性」

 師走も半ばとなり、何かと気忙しい毎日のことと思います。平素は格別のご厚情並びにご支援を賜り衷心より御礼申し上げます。
 さて、急速な経済発展をバックに軍事力増強を進める中国は、東シナ海や南シナ海における海洋権益の確保、所謂「核心的利益」の追求などと、自己中心的な主張を繰り返し、周辺国の脅威となっております。
 中国は、南シナ海ではベトナムから南沙・西沙群島を、フィリピンからミスチーフ礁とスカボロー礁を軍事力をもって奪取する一方、政府公船が周辺沿岸国の漁船や海洋調査船を取り締まるなど、海洋支配の意欲を剥き出しにしています。
 また東シナ海では、尖閣諸島の領有権主張に止まらず、香港活動家の魚釣島強硬上陸、官製反日略奪デモ、数多の漁船や政府公船による領海侵犯等の示威行動があり、それに続く中国海軍による尖閣諸島奪取作戦が懸念されるなか、中国軍事力と対峙している米国にとっても、安全保障上看過できない問題と云えます。
 そこで今回は、南シナ海と東シナ海における中国の行動に鑑み、「日米同盟における東・南シナ海問題の重要性」をテーマに、中国の海洋権益主張と日米同盟のあり方について、米国よりジェームス E・アワー氏、ジェームス・クラスカ氏が来日。他にフィリピン、ベトナムからも専門家をお招きし、当フォーラムからは川村純彦氏、金田秀昭氏が登壇。大変意義深い発言はもとより、会場からの質疑応答も白熱した議論が展開され、盛会のうちに終了したことをご報告致します。
 尚、今回のシンポジウムの様子は、『季報』新年号に掲載致します。



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