3月11日の大地震ならびに大津波でお亡くなりになった方々のご冥福を
お祈りするとともに、被災者の方々に心からの御見舞いを申し上げ、
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2回「法輪功修練者への臓器狩りの実態」

                                                                        開催日:平成21年7月7

 私たちの知る最近の中国は、まず軍備拡充そして急激な経済発展である。昨年の北京五輪が示すように、都市部の発展は目覚しいものがある。
  中国奥地の人々やそこから来る出稼ぎ労働者には、これが自分たちと同じ国であり、同じ国民なのかと、まるで別世界のこととして見えたに違いない。
 その煌びやかな中国を「表」とすれば、今なお公然と行われているチベット・モンゴル・新疆ウイグル自治区の少数民族に対しての人権弾圧・人権蹂躙、そして法輪功学習者を対象とした想像を絶する残酷な臓器狩りの実態を「裏」と表現すべきであろう。
 中国政府はこの臓器狩りの問題について「死刑囚の臓器を摘出・移植するのに何の問題があろう」と嘯いているが、毎年執行される死刑囚の数と、臓器移植手術数には大きな開きがあることも証明されている。
 我が国でもつい先ごろ臓器移植法改正案が衆議院を通過したばかりであるが、日本では年単位でのドナー待ちが普通である。そころが、中国では数日から一週間程度と極端に短い。しかし、臓器移植ドナーシステムや、臓器適合チェックシステムは存在していない。死体からの臓器摘出・提供は文化的にも嫌悪され、法整備は未だ手付かずの状態であるという。法輪功学習者は生きたまま臓器をくり抜かれる。恐るべき事実である。
 角膜3 万ドルに始まり、腎臓と膵臓15 万ドル・・・という価格表を見ると、他にも2つの違う臓器を「○○と○○」のようにセット価格で表示され売買されている。まるでファーストフードのトッピングである。これは何を意味するのであろうか?
 法輪功学習者への不当な逮捕・拘留は、裁判なしで決定された「死刑囚」が執行の日を待つが如く、暴力的に体を切り刻まれ、臓器摘出後は証拠を隠滅するために焼き捨てられるという想像を絶する現実がそこにある。チベット・モンゴル・新疆ウイグル自治区の少数民族への弾圧に続き、かつてはエリートの嗜みであった気功が、今や北京の敵として迫害され、臓器狩り、臓器移植というどろどろとした残酷なウラ社会が築かれ、金儲けをするための道具となっている。日本人の「臓器移植ツアー」もあるらしい。
 中国政府が認めている臓器移植手術認定病院のひとつに北京の軍警綜合病院がある。その臓器移植センターの存在について、関係者は「我々の主要な利益センターです」とあからさまに公言しているという。正に軍の資金源の一つであることは言うを俟たない。このひとつを見ても中国に「人権」を口にする資格はない。
 では、この事実を知った我々は今後なにをすべきか?
 @臓器移植ツアー完全禁止の法整備を急ぐ
  A中国人医師の医療研修目的での入国審査の強化
  B経済中心の対中関係を見直し、暗部にスポットを当てることに躊躇することなく国際社会と連携し「中国の人権問題」を裁くこと、であろう。
 我々は、悪に対しての「見て見ぬふり」の罪を自覚しなくてはならない。
                                                                                      7/9禮)


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