一昨年の安倍晋三政権誕生以来、我が国は様変わりした。小泉内閣後の自民党短期弱体政権及びその後の「どうしようもなかった」民主党三代の政権の下で劣化しつつあった日本が、安倍晋三政権の誕生により漸く蘇ってきたのである。昨年以来、所謂、アベノミクスと日銀の大胆な金融緩和によりデフレからの脱却への道筋が付いた。20年に及ぶ暗いトンネルを抜けて、日本経済と国民生活に明るい兆しが見えてきた。政権発足当初で70%以上、現在でも60%内外の支持率を得ている安倍総理のまともで強力な政策運営のおかげと言ってよいであろう。

日本の劣化からの脱却
 我が国は、長い間劣化の過程をたどった。経済社会面では長期デフレ、少子高齢化と社会保障制度の脆弱さからくる社会的不安感の増大、平均1年に1回交代した短期政権の継続、外交面では日米同盟の脆弱性増大、中国の脅威の増大と反日化する韓国など、厚い雲に覆われた感があった。長期の円高継続により、企業の海外進出が進んだかわりに国内の産業は空洞化し、地方は疲弊した。

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