私は新疆ウイグル自治区出身のハミティ・オスマン(29)と申します。来日して4年になります。今年4月から日本戦略研究フォーラムのPC関係の仕事をしています。
3月11日、東日本大震災により、東北地方が大きな被害を受けました。今までお世話になってきた大好きな日本が、このような困難な時に、何かお役に立てることはないかと思い、関東の私達、岩手大学に留学しているウイグル人達と今回のボランティアを計画しました。それで、関東の私達5人は、6月3日夜9時頃に新宿にあるウイグル料理のお店「タリム」に集まって食事をとり、深夜12時頃出発しました。
何故深夜かというと、次の日午前11時に岩手県の皆と会う事になっており、深夜に出発した方が目的地である盛岡市に向かう途中、最も大きな被害にあった陸前高田市に立寄れると思ったからです。
午前8時頃に陸前高田に着き、全てが流されたガレキの景色をこの目で確認した私達の気持ちは、言葉では表現できないものがありました。
翌日、岩手県盛岡市に避難所として使われている、つなぎ温泉「愛真館」に行って、ウイグル料理と、音楽と踊りのひとときを提供しました。また、同じく避難所である「清温荘」でもウイグル料理を提供しました。
「愛真館」は釜石市や大槌町などから避難してきた方々が170名程生活をしていて、「清温荘」には山田町から避難した方々が40名程いらっしゃるとのことでした。
ここでもウイグルの料理とウイグル音楽を楽しんでいただきました。
今回私達の出来た事は本当に小さな事でしたが、この度の大震災にあたりこんなことを思いました。世の中はいくら発展しても、自然には勝てません。笹川良一が言ったように「人類皆兄弟」。 民族の壁をなくし、お互い助け合いながら生きていかなければならないのだということを。
又、ボランティアに行く機会があったら、今回同様に被災者の方々に喜んでいただけることを計画し、共にそれを分かち合いたいと思っています。
最後に、被災者の方々が一日も早く「笑顔」取り戻すことと、被災地の復興をお祈りいたします。
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