吾輩は後期高齢者の日本国憲法である

  著 者:西 修       
  出版社:産経新聞出版
  発売日:2022年10月28日
  定 価:本体1600円(税別)
    
   
 
Amazon「内容紹介」より
 憲法は75歳、あちこちガタが来ています
 
 なのに一度も治療(改正)をしてもらえない!
 
 憲法学の権威が「吾輩=75歳の憲法」の視点から
 ユーモラスにその生い立ちと不具合を明らかにする。
 
 もう「解釈」ではしのげない
 
 「お前は世界でも非常によい憲法なのだから、修繕の必要はない」という人びとがいる。
 そんなおだてに乗りたくはない。吾輩なりに生い立ちの背景や世界の憲法などを知り、いくつもの修繕点のあることが自覚できるようになった。(本文より)
 
〈おもな内容〉
「陰の主役」極東委員会/マッカーサー草案の舞台裏/なぜ憲法改正条項は高いハードルになったのか/憲法学者の支離滅裂さ/「平和安全法制がなかったらぞっとする」/機能していない憲法審査会/吾輩は治療してもらえるかと思ったが…/何のための海外視察か/朝日調査ですら「改正必要」増/もっとも加えてほしい「自衛隊の明記」...他
 
 
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西 修(Osamu Nishi
 1940(昭和15)年。富山県生れ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同大学院政治学研究科(憲法専修)博士課程修了。政治学博士、法学博士。現在、駒澤大学名誉教授、JFSS顧問。第一次・第二次安倍内閣安保法制懇メンバー。2019年、第34回正論大賞受賞。
 主要図書として、『証言でつづる日本国憲法の成立経緯』『世界の憲法を知ろう』『知って楽しい世界の憲法』(海竜社)等多数。