日本共産党が新体制に初の女性委員長か

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政策提言委員・元参議院議員 筆坂秀世

長いだけで失敗だらけの志位体制 
 日本共産党は、2024 年1 月15 日から第29 回党大会を開催する。前回大会から4 年になる。党規約では、「2 年または3 年のあいだに1 回ひらく」ことになっているが、2023 年に統一地方選挙が予定されていたため規約に基づき延期の決定をしていた。
 この大会での1 つの注目点は、志位和夫委員長の交代があるかどうかだ。この間、志位氏の長すぎる委員長職に党内からも強い批判の声が上がっていた。
 志位氏はこの批判に対し、昨年6 月の第8 回中央委員会総会で次のように弁解している。
 《 指導部のあり方にかかわって、「委員長の在任期間が長すぎるのが問題だ」という批判・攻撃があります。たしかに他党に比べれば長いのは事実です。しかし、批判者たちは、「長い」ことのどこが「問題」と言っているのでしょうか。結局、批判の中身は、「選挙で後退した」「党勢が後退した」というもので、私個人が政治的に重大な誤りを犯したとか、品性の上で重大な問題点があるという批判ではありません。つまりこの攻撃の本質は、日本共産党そのものに対する攻撃ではないでしょうか。》
 この開き直りとも思える弁解を見ると志位氏は、問題の深刻さを全く理解していないことがよく分かる。同じ人物が20 年以上も委員長職に居座れば、党内の空気が淀むことは明白である。志位氏は中国共産党の習近平国家主席が20 年以上居座っても問題ないというのだろうか。
 志位氏は、「政治的に重大な誤りを犯したとか、品性の上で重大な問題点があるという批判ではありません」と述べているが、そこが問題なのである。志位氏は、政治的に重大な誤りを犯しているのだ。
 例えば2021 年10 月の衆院選挙である。この選挙では、志位氏は立憲民主党との間で閣外協力の合意が出来たことを大喜びして、第一声で次のように述べた。