日本共産党は、昨年創立100周年を迎えた。今年の7月には「日本共産党の百年」という党史がまとめられ、タブロイド版で発表された。私の手元には『日本共産党の六十年』、『日本共産党の七十年』、『日本共産党の八十年』の過去の3冊の党史がある。いずれも大部の著作である。『六十年』は737ページ、今から40年前だが2,600円もした。『七十年』は3冊セットで合せて1,317ページあった。紙のケースに入っており3,500円もした。『八十年』は326ページで1,400円だった。『百年』はタブロイド版なので280円である。10月には書籍として出版されるらしいが、果たして売れるかどうか。
かつての党史は増刷が何度かあったが、今回はどうだろうか。何しろ赤旗日刊紙を読まない党員が増えているのが現状だからだ。