米国側で日米関係の発展を願う一員としてまず高市早苗氏の首相就任を熱く歓迎したい。第一次トランプ政権で国家安全保障政策を担当し、その後もトランプ氏の国際戦略の形成に関与してきた私自身の感想としては、保守主義を信奉するという高市氏の統治はトランプ大統領の統治とも合致する領域が多く、日米同盟にとって、さらには国際情勢にとって大きな前進だと思う。
高市氏の「働いて働いて」という言葉への共感
私が特に個人的に感心したのは高市氏の就任時の「働いて働いて働いて」という言葉の連発だった。この言葉は日本国民多数の共感を招き、2025年度の流行語大賞を受賞したとも聞いている。高市氏の自己の職務への強烈な労働倫理を示した言葉だろう。私がこの言葉を聞いて即座に感じたのは「なんだ、トランプ大統領と同じではないか」という連想だった。私はトランプ大統領のホワイトハウスでの執務も間近に見てきたし、大統領専用機内でのトランプ大統領の絶え間のない仕事ぶりも目撃してきた。そしていつも感じたのはこの人物は一体、いつ休むのか、眠るのか、という疑問だった。