田北:こんにちは。産経新聞の田北と申します。よろしくお願いします。まず、古森さんに伺いたいのですが、先ほどのお話の中で、高市政権の対中外交についての言及がありませんでしたので、その点についてお話しいただけないでしょうか。
古森:高市政権だけでなく、日本国全体が新たな認識を持つべきです。厳しい言葉になりますが、中国は日本にとって基本的に敵性国家だということです。英語で言えば「アドバーサリー(adversary)」です。何故かというと、私自身、中国に駐在した経験があり、その後もワシントンや東京から中国を見てきましたが、中国は根本的な部分で日本とは相容れず、日本という国家のあり方を否定しているからです。