1回 報告要旨
                                                                   政策提言委員  井 晉
  以下の目次に従って報告があり、爾後、現代のシーパワー論、中国の海洋進出の狙い、シーパワーとしての中国の資質等について、活発な意見交換が行われた。
『現代におけるシーパワーの特徴とそこから考える中国シーパワーに対する懐疑点』
I 現代のシーパワーについて
 1 戦略学とは?
  「戦略」を研究する学問。学際的で国際関係論における「リアリズム」と同系統でその前提を提供する。
 2 海洋空間の重要性
    人類による海洋空間の利用は、主に海上輸送、海洋戦力の活用、資源の活用が挙げられる。
 3 マハンとコーベット
  「シーパワー」を提唱したマハン
  「海洋戦略」を強調したコーベット
 4 海洋戦略について
   国家戦略レベルの海洋戦略
   軍事戦略レベルの海洋戦略
   全体像
 5 海上輸送とグローバリゼーション
   海上輸送の利便性
   グローバリゼーション
 6 シーパワーにとっての脅威
   多様でグローバルな脅威
   伝統的な脅威
 7 現代シーパワーの特徴
   シーパワーの構成要素
   シーパワーの柱と循環
   シーパワーと累積戦略
   現代シーパワーの運営における特徴
II 中国のシーパワー
 1 中国と海洋
   歴史的経緯
   戦後の海洋政策
 2 中国とマハン、コーベット
   海洋国家の基盤としてのマハン
   海洋国家として進化するためのコーベット
 3 中国シーパワーの概要
     中国の海洋戦力
   地理的要素
   経済的要素
   共同体の要素
 4 懐疑的な要素
 5 まとめ



第2回 「海洋安全保障」研究会
3回 「海洋安全保障」研究会
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