■ 訃報 本フォーラム会長の屋山太郎が4月9日、逝去致しました (享年91)。故人は時事通信記者を経て、政治評論家また日本を代表する論客として、最期まで国内外の問題を発信し続けてまいりました。ここに皆様から頂きました生前のご厚情に心より感謝申し上げ、謹んでご報告致します。   ■【新着情報】 4月19日 リトアニア大使表敬訪問。   長野俊郎氏の『追悼』 兄貴と慕った人との別れを掲載。   藤谷昌敏氏のコラム「中国の『テクノオートクラシー』VS米国の『テクノデモクラシー』」を掲載。   屋山太郎氏のコラム「インチキを許していいのか」を掲載。   渡辺利夫氏の追悼文『追悼』「屋山太郎さんの突破力」を掲載。   古森義久氏の追悼文「屋山太郎会長を悼む」を掲載。   丹羽文生氏の追悼文『追悼』「屋山太郎先生」を掲載。   ■訪台報告「台湾国防大学とパートナーシップ協定覚書に署名」を掲載。   ■【推薦書籍】西修氏の新書「憲法 一代記」(育鵬社)を掲載。   江崎道朗氏の新書「シギント 最強のインテリジェンス」(ワニブックス)を掲載。

①第48回定例シンポジウム テーマ「混迷極まる国際情勢」ー日本の矜持を問うー を開催
②台湾国防大学とパートナーシップ協定覚書に署名
③チェコのEuropean Values Center for Security Policyとのディスカッション

太平洋戦争、資源小国日本の破綻
-東アジアの平和と安定に貢献する経済安全保障

 戦争の原因とは何かと考えれば、実に多種多様なものがある。古代から、集落などのグループ同士が水や食糧、奴隷などを求めて争った時代が長く続いた。技術革新が起きて遠洋航海が可能になると(大航海時代)、欧州列強はアジアやアフリカに版図を求め、植民地支配をめぐって争い ...

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第47回定例シンポジウム
「台湾海峡危機 ―日本の備えと役割―」に参加して

 私が台湾有事の政策シミュレーションを経て開かれた今回のシンポジウムで特に注目したのは、敵国によるサイバー攻撃を含めた武力行使の情報認定プロセスである。昨今、そして今後、起こり得るであろう軍事衝突で重要となるのが第6の戦場とも言われる「認知戦」であろう。世に出 ...

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朝日新聞「論壇時評」の奇々怪々

 日本の雑誌ジャーナリズムはそれなりに日本の社会で貴重な役割を果たしてきた。国際問題や日本政治、社会問題、そして文化、文藝など日本国民にとって重要なテーマを新聞よりはずっと深く切り込んで、報道し、論評してきた。その主体は長年、月刊の総合雑誌だった。  その雑 ...

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